糖尿病に対する運動療法について調べました
こんばんは。
今日でブログも3日目ですが、順調に記事の更新ができています。
これがずっと続けばいいのですが、、、(笑)
さて、今日のテーマは「運動療法」です。
糖尿病に運動が大事ということはみなさんなんとなくわかっているかもしれませんが、
今日は具体的に糖尿病に対して良いのかを調べてみました。よろしければご覧ください。
日本糖尿病学会から出されている「糖尿病診療ガイドライン2016」というものがあります。
ガイドラインとは日本語で「指標」や「目標」のような意味があります。
基本的に病院の先生はこの「ガイドライン」に沿って診療、治療方針を立てます。
細かく言うとガイドラインそのままという訳ではありませんが。。。
そこで上記の糖尿病診療ガイドラインの最新版の中身をのぞいてみましたので紹介します。
まずⅡ型糖尿病に運動療法は有効か?
・有酸素運動が、血糖コントロール、インスリン抵抗性、心肺機能、脂質代謝を改善し
血圧を低下させる
・有酸素運動とレジスタンス運動は、ともに血糖コントロールに有効であり、併用によりさらに効果がある。運動療法は、食事療法と組み合わせることによりいっそう高い効果が期待できる
との記載があります。
ある研究では8週間以上の運動療法を行った結果、有意な体重減少は認められないにも関わらず、HbaA1cは有意に改善(約-0.6%)したとの報告があります。
有酸素運動は血糖コントロール以外にもインスリンが効きやすくなり、心肺機能、脂質代謝(コレステロール血症など)を改善し、血圧も低下します。
血圧が高いと心臓や脳、腎臓の血管に負担がかかり、血管系合併症や腎臓の機能が悪化してします恐れがあります。
よって有酸素運動は糖尿病には有効である可能性が非常に高いですね。
また有酸素運動とレジスタンス運動併用によりさらに高い効果が期待できる!とのステートメントもあります。
レジスタンス運動とは、簡単に言えば「筋トレ」のこです。高強度の運動をすることでも糖尿病に対する運動療法の有効性を確認することができるでしょう。
筋トレで血糖が改善する理由としては、負荷が筋肉にかかるとブドウ糖が栄養として消費されます。また筋肉量や筋力を増加させ、その結果インスリン抵抗性を改善し血糖コントロールを改善します。
筋肉が多いということはブドウ糖を取り込める場所も多いということなので、血糖コントロールには有利です。
ただ糖尿病の診断から早期の患者においては運動療法を追加しても食事療法による改善以上の効果は見られなかったとの報告があります。
運動療法による血糖改善効果は糖尿病の時期やコントロール状態によっても異なる可能性があるとのことです。
そうなると糖尿病になりかけている自分は食事療法のほうが効果は大きそうだと感じました。
次は運動療法の具体的な方法か、食事療法について調べてみたいと思います。
ありがとうございました。